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マスキング

  • 製品の非塗装部分をマスキングする治具

    • マスキングプラグ
    • マスキングキャップ
    • マスキングテープ

    工業塗装のマスキング処理は、塗料が入り込まないよう非塗装部分を確実にカバーし保護することが要求される工程です。この準備工程をトラブルなく進めるためには精密で高価なはめこみ治具を準備するか、ラインのどこかで人手によりカバー
    するかなど購買担当者様にとって選択肢はそれほど多くありませんでした。

    岩田製作所のマスキング塗装治具は、シリコン素材の特徴を活かした加工の容易さと扱いやすさから様々な形状や豊富なサイズとカラーを取り揃えています。そのため自社製品用のマスキングを標準品でカバーできる可能性があります。

    また、高い耐熱性を持つシリコン素材で作られたマスキング塗装治具は耐熱温度が220度あり、近年導入が進んでいる粉体塗装にも使用可能です。

    自社製品で使えるかサイズが合うかなど初めてシリコン製マスキングを使う場合は、サンプルをご請求いただき自社製品の塗装でお試しいただいた後、正式発注を行うこともできますのでお気軽にお問い合わせ下さい。

  • 工業塗装マスキング治具の種類

    マスキングプラグ

    穴やタップなどのマスキングに使用するプラグを、形状もサイズも素材も多彩にラインナップ。

    • ●プルプラグ:ネジ径Φ2.8~Φ18までの貫通した穴のマスキングに使用します。密閉性を高めるためにツバ付形状をしており、サイズ別に色分けされています。
    • ●円錐プラグ:極小の穴から大口の径部マスキングまで対応できるサイズと、様々な種類の形状を揃えています。高温で膨張した空気を逃がす穴があるもの、耐薬品性に優れシリコン製より
      安価なEPDM製もあります。
    • ●円柱プラグ:円筒部の内面をマスキングするための治具です。中空になっているので穴径に
      柔軟に対応しており、挿入しやすいよう斜めにカットしたもの、高温に耐えられるスチール製も
      あります。
    • ●ワッシャーフラグ:穴と穴の周囲を同時にマスキングできるプラグです。製品の組み合わせで
      表と裏同時のマスキング治具としても使用できます。
    • ●Qボルト:ネジ穴専用のボルトです。別売りのアイボルトとの組み合わせが可能です。
    • ●シリコンスポンジ:サイズの調整役、スポンジ状のシリコンゴムです。
  • マスキングキャップ

    帽子のようにかぶせて使用するシリコン製のキャップです。あらゆる形状とサイズを豊富に揃えています。

    • ●キャップA:直系Φ0.9~Φ50.8まであり、80種類の径サイズからお選びいただけます。耐薬品性に優れたEPDM製もあり、シリコン製より安価ですので用途に応じた使い分けが可能です。
    • ●キャップB:着脱しやすいリブ加工と先端に空気抜き用の溝加工が施され、ボルトナット部の
      カバーにもなります。サイズはM4~M20のネジ径に対応しており、安全対策や錆防止として使用
      できるキャップもあります。
    • ●スチールキャップ:鉄製のキャップでネジ径M4~M12までのボルトに対応しています。樹脂製品が耐えられない高温で使用でき、バネ構造の柔軟性を持たせたタイプは外径を伸縮することが
      できます。
    • ●カットチューブ:切断せずにそのまま使えるカット済のチューブです。
    • ●スプールチューブ:パイプなどにも使用可能。25mの定尺販売とm単位での販売をしています。
    • ●スターチューブ:摩擦の少ない波状の形状をしており着脱がしやすく、径が変化する製品でも
      1つのサイズで対応できます。
  • マスキングテープ・シール

    平面の穴やタップのマスキングに使用する耐熱テープです。

    • ●マスキングテープ:自己癒着性があり、対象物に接着剤が残らないシリコン製の耐熱テープ
      です。伸縮性が高く複雑な形状に対応可能なタイプもあります。
    • ●マスキングシール:糊跡が残らないシリコン糊を使用しており、穴の位置に合わせやすいよう
      半透明になった耐熱シールです。位置決めしやすい目印が付いたタイプもあります。
  • セミオーダー・特注品について

    標準品で対応できない場合は、当社の営業が購買ご担当者様と一緒に、技術・ライン担当者様から塗装方法をお聞きし
    対象となる製品のマスキング部分とマスキング方法を確認後、標準品をベースにしたセミオーダーもしくは特注品にて対応します。

  • 【特注品の場合】

    1) 図面から試作型を作成
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    2) マスキング塗装治具サンプルを作成
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    3) サンプルを使い、自社内で試作塗装を実施
    (当社営業立会い)
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    4) バリ等の不具合がないか確認
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    5) サンプルの使用可能回数を検証し1回当たりのマスキングコストを
    算出塗装全体の作業・材料・廃棄等の費用を導入前と導入後で比較
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    6) ご説明とお見積
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    7) ご契約