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帯電防止粉体塗料でよりクリーンな環境へ
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クリーンルーム内で使用する溶剤型の帯電防止塗料を粉体化
クリーンルーム内で使用する溶剤型の帯電防止塗料を粉体化しアウトガスを無くす、また電気亜鉛メッキのウィスカ対策としての塗装での置き換え -
溶剤型の帯電防止塗料を使用中、クリーンルーム向けの床材に使用している為納入後の溶剤分の揮発によるアウトガスを懸念されていたが現状では溶剤型の帯電防止塗料以外に選択肢は無かった。
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- 溶剤型の帯電防止塗料を使用すると内部溶剤の揮発によるアウトガスが発生する、使用環境には高いクリーン性が求められる為アウトガスの様な不純物の発生を懸念されていた。
- また電気亜鉛メッキではウィスカの発生による機器トラブルの可能性も有った。
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設置後のアウトガスの発生を無くす為に溶剤型の帯電防止塗料を粉体型帯電防止塗料に切り替える事を御提案。
また合わせて電気亜鉛メッキを塗装に置きかえる事によるウィスカ対策も兼ねる。- 塗料に関する課題
- 現状では帯電防止塗料は溶剤型塗料のみのラインナップとなっており水系及び粉体型の帯電防止塗料は存在しない。
- 粉体塗料で使える導電材が現状では見つかっていない。
- 塗装・塗料に関するご提案
- 塗料メーカーとタイアップして粉体塗料で十分な帯電防止効果を確保する為の導電性の樹脂や顔料の設計・試作などの試行錯誤を重ね、帯電防止粉体塗料を開発する。
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・溶剤型からの置き換えでアウトガスの発生を抑えられる
・電気亜鉛メッキと置き換えてウィスカの発生を抑えられる
・厚膜化によりダイカスト製品の素材の粗さなども隠せる
⇒採用
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